「エミール・ガレ vs ドーム兄弟」展

1889年に開催されたパリ万博では、シンボルとしてエッフェル塔が建設され、世界中から3000万人以上の人々が訪れました。エミール・ガレはガラス部門でグランプリを受賞し、世界的な名声を得ました。これに触発され同郷のガラスメーカー「ドーム」は芸術性の高い作品制作に乗り出します。ガレとドームは切磋琢磨し、画期的なガラス技法を用いた作品の制作を行い、1900年に再度開催されたパリ万博において、両者はグランプリを獲得します。
みらい美術館ではこの度、1889年パリ万博出品作であるエミール・ガレ作「葡萄に蜘蛛の巣文花器」を始め、
エミール・ガレとドーム兄弟の希少作約50点を展観する企画展を行います。
この機会にぜひご高覧下さい。